「高須順一氏の最高裁判所判事就任を祝う会」が開催されました
2025年7月12日(土)、高須順一氏の最高裁判所判事就任を祝う会が開催されました。高須氏は、最高裁判事就任まで法政大学校友会監事を務められていました。
本学ご卒業生として3人目となる最高裁判事就任は、法政大学および校友会にとっても大きな誇りです。
当日は大学役員・校友会役員をはじめ、法学部同窓会、法政法曹会、高須ゼミOBOG、そして高須氏の教え子等の皆さんが多数参加し、喜びを分かち合う場となりました。
会は二部構成で実施。第一部は、高須氏が「法政大学と共に歩んだ47年」と題して講演を行いました。
法律を志すきっかけから、法政大学法学部への進学、人生の師である下森定教授(第15代総長)との出会い、そしてもう一人の恩師であり、後に同じ最高裁判事として活躍された遠藤光男氏との思い出が語られました。
また、2004年ロースクール開講当時の熱い思い、さらに「プロクリアナ」「サビニアナ」という帝政ローマに由来する法律の学派について触れ、自身は「サビニアナ」であるように思うと述べられました。
さらに、本学の前身である「東京法学社」に話が及び、当時の東京法学社は法律を教育する「講法局」に加えて、弁護の実務訓練を行う「代言局」を擁しており、その後「講法局」が法政大学へ成長した一方、「代言局」は廃止されたことが語られました。この経緯を踏まえ、「将来、法政大学内に弁護士事務所を作りたい」というご自身の夢を語られました。
最後に花束贈呈が行われ、約350名が詰めかけた外濠校舎 S205教室は大きな拍手に包まれました。
第二部 祝う会は、さったホールにて立食パーティー形式で開催され、約290名が参加し和やかに執り行われました。
祝う会では関係者の挨拶に加え、ダイアナ・コー総長より高須氏へ名誉教授の称号記が授与されました。また、高須氏の趣味が万年筆の収集であることから、法律事務所虎ノ門法学舎田村哲雄弁護士から記念品として万年筆が贈呈されました。
校友会の竹中宣雄会長からは、「先輩の活躍は後輩へのプレゼント、後輩の活躍は先輩のステイタスと言えましょう。まさに素晴らしいプレゼント、ステイタスをいただいた」と祝辞が贈られ、参加者は笑顔で高須氏との対話を楽しみ、また世代や立場を超えた交流がなされました。
会の終盤には全員で法政大学校歌を斉唱し、盛会のうち幕を閉じました。
強い母校愛を持ち、また学生や後進の指導に大変熱心である高須氏の最高裁判事就任を、参加者皆さんが喜び、笑顔あふれる会であったことが印象的です。今後のさらなるご活躍を祈念しております。
「高須順一氏の最高裁判所判事ご就任を祝う会」
日 時:2025年7月12日(土)
午後 2 時 30 分 高須順一氏講演会「法政大学と共に歩んだ47年間」
午後 4 時 30 分 最高裁判所判事ご就任を祝う会(立食パーティ)
場 所:法政大学外濠校舎
講演会:外濠校舎 2 階 S205 教室/祝う会:外濠校舎 6 階薩埵ホール
<当日の様子>
高須先生講演の様子2-1024x683.jpg)
満席の講演会場-1024x683.jpg)
細井法学部長挨拶-1024x683.jpg)
満席の講演会場-1024x683.jpg)
法学部同窓会池上会長乾杯-1024x682.jpg)
新堂法務研究科長祝辞-1024x683.jpg)
コー総長、西田大学理事祝辞-1024x683.jpg)
(代読:西田大学理事)
竹中校友会長祝辞-1024x686.jpg)
高須先生-1024x686.jpg)
田中校友会副会長エール-1024x683.jpg)
池谷校友会副会長閉会挨拶-1024x682.jpg)
