【法学部同窓会】梅謙次郎博士 墓参記
本年も、本学初代総理・梅謙次郎博士の命日にあたる8月25日に、東京都文京区の護国寺墓地に伺いました。
相変わらず猛暑日の炎天下ではありましたが、今回、法学部同窓会からは初参加となる5名を含め、池上会長・齋藤前事務局長を始めとする総勢9名が参加し、岡孝・元法学部教授ほか文学部・小林ふみ子教授、国際文化学部・高柳俊男教授といった毎年恒例のメンバーの皆様、そして梅家ご親族様ともご一緒させていただいての墓参となりました。
当日は、梅博士・令夫人の墓参に併せ、同墓地内にある富井政章博士の墓参をし、両博士の墓前で静かに手を合わせた後は、最寄りの中華料理店に場所を移して、ご参加の皆様方との懇親を深めました。
現在、梅謙次郎博士に関しては、学部生が履修可能な『法政学の探求』の講義の中で取り上げられておりますが、昨年来、卒業生である我々も講義のレジュメを拝見したりオンラインでの聴講についてご配慮いただくなど、その功績を再認識する機会をいただいております。
折しもこの3月に、高須順一弁護士が本学として3人目となる最高裁判事として任官されたところですが、故・遠藤光男 元弁護士・最高裁判事から法律事務所を引き継いだ高須弁護士から、薩埵正邦博士ら本学建学の祖の志に深く敬意を表して、建学者の一人である元田直が設立した我が国最古の法律事務所である「法律学舎」、そして本学建学当初の名称であった「東京法学社」に倣って事務所名を「虎ノ門法学舎」に改めた、とのエピソードが紹介されると、今後の薩埵博士を偲ぶ機会についても提案されるなど、時を忘れて会話が弾み、話題が大いに盛り上がっておりました。
本学建学の祖である梅博士の命日の墓参は、皆様方と大学に想いを寄せ、交流し、語り合うことの出来る本同窓会の恒例行事として、すっかり定着しております。
ご関心がおありの方は、法学部同窓会事務局までご連絡ください。詳細をご案内いたします。
jimukyoku@hosei-hogakubu-dosokai.jp
来年も、より多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。
(文責:小野寺 素子)

