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2025.12.17
NEWS

ついに誕生、「法政通り(法大通り)」母校を想う卒業生の情熱が、11年の時を経て夢を実現する!

 2014年12月10日、
ブランディング戦略会議の静かな議場に、ひときわ熱を帯びた声が響きました。
当時、大学評議員であった松井幹夫氏(校友会理事)は、母校への揺るぎない想いを胸に、次のように提案しました。 

「法政ブランドに、さらなる厚みと誇りを持たせたい。
飯田橋から市ケ谷へと続く大学前の通りを、“法政通り”と名付けてほしい。
それはきっと、法政の名を未来へと広げる力になるはずです」。

 その言葉は、その場限りの単なる提案にとどまるものではありませんでした。母校とともに歩んできた卒業生だからこそ胸中から生まれた、切実で真摯な願いだったのです。熱い想いは後進に受け繋がれ、行政へと確かに届けられました。

 2025年8月、
11年という長い歳月を経て、市ケ谷キャンパス前の区道は、ついに「法大通り(通称)」と命名されました。学生たちが行き交い、地域の人々が日常生活を重ね、訪れる人々が足を止めるその道が、ひとりの卒業生の母校への誇りと情熱から生まれた道であることを、知る人は多くないかもしれません。

 しかし、確かに、松井先輩のソフト・ブランディングの提案が関係者を動かし、法政の未来に新たな一頁を刻んだのです。

外堀の淡いピンクに染まった桜並木を横目に、友と語らいながら歩く「法大通り」。

その一歩一歩は、やがて後輩たちの「青春の一場面」として、心に残り続けていくことでしょう。

法大通り(富士見ゲート前)

(参考リンク)法政大学公式ウェブサイト「市ケ谷キャンパス前の区道の通称名が『法大通り』となりました」
https://www.hosei.ac.jp/info/article-20251007184141/