OPEN

パートナー組織からのお知らせ

2023.10.16
NEWS

【島根県校友会(出雲支部)】第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走 母校応援奮戦記

第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走 母校応援奮戦記

法政大学島根県校友会出雲支部
支部長 森川晋平

大学駅伝シーズンの開幕を告げる第35回出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)が、去る10 月9 日に八雲たつ出雲の地にて開催されました。
当支部の活動は駅伝に始まり駅伝に終わると言っても過言ではなく、駅伝応援に全てを注いでいます。実はこの出雲駅伝、参加条件は箱根駅伝でのシード権獲得。シード権落ちともなれば支部活動はすみやかに冬眠に入ります。つまり我々にとって箱根は出雲駅伝の出場権をかけた予選会。きっと選手も全日本の大会である出雲駅伝出場を目指し、関東のローカル大会である箱根駅伝を必死に戦っているであろう事を信じて我々は熱心に箱根駅伝を観戦応援しており、そしてシード権獲得となれば当支部の活動は冬眠から目覚め俄然活発化するのでした。
さて、出雲駅伝当日に向けては、まずは応援場所の確保から始まります。今年は残念ながら本学応援団の参加がなく、スタート直後とゴール手前での大規模応援が叶いませんでしたが、本来応援団が応援するはずだった場所を運良く確保に成功。続いて大会2 日前の沿道ののぼり旗設置。のぼり旗占拠作戦特別チームを編成し、駒沢、創価などののぼり旗の隙間をたくみに潜り抜け、120 本近くの旗立てを成功させました。
迎えた大会当日。スタート地点付近の応援場所には、スタート約2時間前からOB や後援会の皆さんがオレンジ旗を目指しぞくぞく集結、昨年同様、県内はもとより鳥取や広島、関東圏、遠くは東北など全国各地から応援に駆けつけて戴きました。周囲は駒沢、中央、青学、関大といったチア付きの華やかな大応援団に取り囲まれましたが、そこは法政、大量ののぼり旗を掲げ、華やかさのかけらもない男気溢れる応援で周囲を制圧、さらに他大学の応援団が引き上げすっかり落ち着いたアンカー区間の大社神門通りをオレンジ旗で占拠。選手はきっと元気づけられた事でしょう。
そして駅伝終了後は出雲駅伝名物「さよならパーティー」。今年は久しぶりの開催とあって支部一同いかに他大学より目立つか張り切っていましたが、なんと今年は縮小開催となり参加出来るのは大会関係者と選手、応援団のみ。それならば、とその夜は校友会支部総会と懇親会を行い、遠路関東から駆けつけて頂いたOB の皆様や後援会の方にもご参加いただいて、夜が更けるまで大いに親交を温め合い、声高らかに本学校歌を歌い合いました。しかしながらこの「さよならパーティー」。各大学の選手やOB 約1,000 名が集まる他に類を見ない素晴らしい大懇親会ですので、来年こそは通常開催出来る事を願ってやみません。
今年、出雲駅伝の結果は9位でした。過去最高成績だった昨年よりたった2つ順位を落としただけの箱根に希望を持たせる結果となりました。素晴らしい走りで熱気と感動を伝えてくれた選手そして監督には本当に感謝したいと思います。来年の箱根は100 回の記念大会。シード権獲得に向けて厳しい戦いが予想されますが、是非来年も箱根からこの出雲駅伝へタスキを繋いで戴き、法政大学の名を全国に轟かせてもらいたいと切に祈っております。最後になりましたが全国各地より応援に駆けつけて戴きました法政大学校友会、OB 、後援会の皆様や、駅伝の準備・応援実施にあたりご寄付を戴いた皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。そして来年もこの10 月神有月の出雲に、八百万の神と共にご参集戴き、皆様と共に法政オレンジエクスプレスの活躍を全力応援したいと思います。当支部挙げて皆様の来雲をお待ち申し上げております。