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活躍する卒業生Vol.26 福井 菜摘 さん(株式会社バンダイ)

福井 菜摘 さんプロフィール

2016年度社会学部メディア社会学科卒業
株式会社バンダイ

「やってみたいことを、なんでもやってみよう」を掲げて入学。
社会学部は、学科だけでなく、カテゴリーによっては学部をも超えて興味のある講義を選択できるカリキュラムでした。
メディア社会学科らしく報道の講義で事実の伝え方の難しさを学んだかと思えば、エッセイの講義で詩を書いて皆で作品を応募したり、宗教の講義で講師の先生が毎度楽しく講義のまとめをブルースにして弾き語りしてくれたり、物理で教室を暗くしてプラネタリウム風に星座を見ながら睡魔と戦ったり、広い多摩キャンパスの構内をバスで大移動して体育をしたりと、今思いつくものだけでも大学の講義はバリエーションに富んだ楽しいものだらけでした。

【写真】多摩キャンパスでの学生生活①
【写真】多摩キャンパスでの学生生活②

自由な校風の中であらゆることに手をのばせる環境だったからこそ、自分の興味のある分野の洗い出し、将来やりたいことは何か?ということを自然に考えられるようになっていきました。
講義以外にもゼミ、サークル、自主マスコミ講座など多岐にわたり、興味のあることに挑戦した結果、就きたい職業を考える上で、好きなこと、やりがいを感じることを自分の中で明確に持つことができたのは法政大学の学びのおかげと思っています。

現在は、バンダイで主に子どもをターゲットとした菓子の企画・開発をしています。
学生時代にカテゴリーを絞らず幅広い講義を受けられたことで、色々な人の感情や考え方を想定できるようになったと思っています。
学生生活で抱いた「生活に関わる商品をもっと面白く豊かなものにしたい」という想いをかなえるため、子どもたちの日常生活を応援できるような商品づくりを目指しています。

「迷ったらやってみる。やったあとの後悔は次につながる経験として蓄積されるが、やってみなければなんの学びも得られない。」
大学生活で得た座右の銘を胸に、仕事に限らず「迷ったらやってみる」と決めています。コロナ下だからこそ新たに生まれる「やってみようかな」もあると思います。暮らしに制限がかかっていると捉えず、前向きに過ごしていきたいと思います。