活躍する卒業生Vol.19 若林 伶奈 さん(株式会社フロンティアインターナショナル)
若林 伶奈 さんプロフィール
2017年度生命科学部応用植物科学科卒業
2019年度東京大学大学院 新領域創成科学研究科 先端生命科学部 修士課程 修了
株式会社フロンティアインターナショナル
学部では「アカデミックの道に進みたい」という思いから、第一に学業を選んでいました。その思いが叶い大学院に進学したわけですが、好奇心旺盛な性格と「何事もやり遂げる」をモットーに学生生活をしていたためアルバイトもサークルもと様々なコミュニティに身を置いていました。
ただ、どのコミュニティにおいてもその時の最善を尽くそうと行動していた甲斐あって、仲間の協力を得られたり、今でも連絡を取っていたりします。最善を尽くす行動は自身の壁を破るステップアップに繋がり、また周囲からのサポートを得られるということを実感しました。
後悔があるとするならば、行動に移さなかったことです。思っていたより私は遠くへ行けるし、失敗したからと言って人生が終わるわけではありませんでした。行動した先にそれほどの渇望がなかっただけかもしれませんが、自身が感じているより限界は遠いということを学びました。
この春から私は広告代理店に勤めています。大学院まで進んだのにと思われる方が多いですが、修士に進んだからこそ今の職場を選びました。それは修士の2年間アカデミックに身を置いて、これまで生きてきた倍の時間を過ごすことを考えると、私の人生はこれではないと感じたからです。
今の仕事に進むことを学部時代の恩師に報告しに行った際には「私らしい」と言われ、何とも言えない気持ちになったことを覚えています。
新型コロナウイルスによりオンライン入社式というスタートを切りましたが、現在は早く一人前になろうと日々奮闘しています。まだ仕事と呼べる働きをしていませんが、イベントやキャンペーンを企画・運営するためにチームでブレーンストーミングを行い、クライアントミーティングや見積もり、協力会社との連携など一連の流れを覚えている最中です。リアルでのイベントがオンラインになる過渡期に入社したため、はっきり言って社会全体が手探り状態ですが「ニューノーマル」を形成している1人だという感覚は今だからこそ味わえるものだとプラスに感じています。この感覚を忘れずに、アフターコロナ・アフターデジタルの時代を楽しく彩る仕事をしていきたいと考えています。
自身の選択で辿り着いた今なので、自分と向き合って選択してください!