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卒業生を知ろう

活躍する卒業生Vol.15 脇 奈々海 さん(スペイン語・日本語教師)

脇 奈々海さんプロフィール

2014年3月国際文化学部卒業
スペイン語・日本語教師

私の学生時代は、スペイン語と共に歩んだ4年間でした。

学部の第一外国語でスペイン語を選択し、さらに二年次には、学部必須の留学で、スペイン・バルセロナへ留学しました。英語ではない外国語をマスターしていずれは世界に羽ばたきたい。その思いと共に、毎日スペイン語の学習に熱心に楽しみながら取り組んでいました。

留学先のバルセロナでは、勉学に励む一方で、通っていた現地の大学で日本紹介イベントを行ったり、なるべく現地の人々と触れ合う機会を作るよう積極的に行動しました。異なる環境・文化に飛び込んで積極的にコミュニケーションをとり、その文化・相手を理解しようという姿勢は、現在の生活でも大切な基盤となっています。留学後もスペイン語への熱意はさらに高まり、クラスはスペイン語に関係するものを積極的に受講し、学びを深めていきました。

スペイン語を通して仕事をしたい、人の役に立ちたい。そのためにはより自身のスペイン語に磨きをかけたい。3,4年次には就職か進学か悩みましたが、卒業前にバルセロナ大学院へ進学が決まり、学び続ける道を選びました。

大学院修了後も、バルセロナに留まり、現在はスペイン語・日本語教師として働いております。

バルセロナ大学院では、スペイン語学・教育課程を専攻し、日本人へのためのスペイン語教育の向上について研究していました。スペインのスペイン語教育は、ヨーロッパ人向けに作られた教授法であり、日本人の学習スタイルには上手く適応できていない現場を目にしました。その学び・体験を生かして仕事をしたいと思い、スペイン在住の日本人、駐在員の方に、日本人向けのスペイン語レッスンを開催しております。さらに日本語のレッスンは、現地スペイン人を対象に行っております。スペインでは日本に興味がある方が非常に多く、クラスに意欲的で、とてもやりがいを感じています。スペイン語、日本語を通して、両国の言語・異文化理解の向上を目指し、日々楽しくクラスを行っています。

法政大学での学びがあったからこそ、こうして現在、海外で自分の好きなことを仕事にできており、とても感謝しています。学生時代は私の人生の宝物です!