活躍する卒業生Vol.12 草桶 開 さん(プロダクトデザイナー)
草桶 開さんプロフィール
2014年3月デザイン工学部建築学科卒業
プロダクトデザイナー
家具のデザインをしたいと思い、建築学科で勉強していました。
仕事で建築のデザインはしていませんが、展示などの空間や家具デザインの仕事の際に大学時代に学んだことが活きているように感じます。
建築学科での勉強以外に、自分にとっての大学時代の大きな思い出は音楽活動です。
中学、高校と吹奏楽部に入って音楽を学びつつ、その頃から大学ではロックバンドをやろうと決めていたので、バンドサークルに入りました。
元々作曲に興味があったのでサークル内でメンバーを集めてオリジナルバンドを組み、結果そのバンドは結成から10年経った今でも続けています。
自分はあまり友人関係が広くないのですが、今でも自然と繋がりが続いているのが大学のバンドサークル時代の友人です。おそらく、一生の友なのではないかと思います。
現在の仕事ですが、COLOR.というデザイン事務所でデザイナーをしています。
プロダクト、グラフィック、スペースなど様々な領域のデザインで、言葉(想い)をカタチにして生活を豊かにしよう、という仕事です。
[商品企画(ブランディング)、スタイリング、図面化、パッケージ、WEB]といった、モノを生み出し、そのモノをユーザーに届けるまでのデザイン業務全てに関わっています。
COLOR.にいることで大手企業さんや一流作家さんと一緒にお仕事をさせて頂く機会にも恵まれ、自分も恥ずかしくない仕事をしなくては、と戦う日々ですがやりがいも感じます。
また、途切れず続けてきた音楽活動経由で個人的にデザインの仕事を受けることも増えてきており、自分のやってきたことが全て繋がってきているのが面白いです。
自分の強みは年齢に対して経験しているデザイン領域が広いことと作曲をできるところだと感じているので、今後はそれらがよりミックスするような仕事をしていければと考えています。
大学での勉強はもちろんですが、サークルでやってきたことも、全てに価値があったように感じます。これからも大学の友人と音楽を楽しみつつ、デザインの仕事もより一層力を入れて頑張っていきたいです。