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HOSEI Orange Community
2019.12.22
インタビュー

卒業生インタビューVol. 4 池谷麻依さん

――まずは自己紹介からお願いします。

池谷 2015年3月にキャリアデザイン学部キャリアデザイン学科を卒業し、テレビ朝日に入社しました。アナウンス部を経て、現在は宣伝部で仕事をしています。具体的には、10月クール土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」やバラエティ番組「ザワつく! 金曜日」などの宣伝を担当しています。番組スタッフと打ち合わせながら、どんなポスターにするか、どんな記者会見にするか、どのタイミングでどんな情報を出したらよりニュースで取り上げてもらえるのかなど、宣伝に関する様々なことを考えています。アナウンサーという仕事とはまた違った角度から番組に携わることができ、また宣伝という視点に立って初めて見えてくるものもたくさんあって、刺激を受ける毎日です。

――学生時代に頑張ったことについて聞かせてください。

池谷 たくさんあるのですが、真っ先に思い浮かぶのはゼミ活動です。3年時に、尾木直樹先生のゼミに入り、ゼミ長を務めました。

ゼミ活動で特に印象に残っているのは、3年時に同期のゼミ生全員で行った共同研究調査です。研究テーマを決めるところから始まり、アンケート調査、分析、冊子づくりなど、皆で協力しながら進めていったのですが、やはり数人いればそれぞれ考え方も違いますし、研究したい内容も違って、まさに“十人十色”。そのような中で、皆の意見を集約し、一つに絞り込んでいくこともゼミ長の大事な役割なので、どのようにしたら皆をまとめられるのか、本を読んだり、様々な人に相談したりして、リーダーシップ力を身に着けるべく努めました。もともと私はリーダーとして皆の意見をまとめたり、引っ張っていったりするようなタイプではなかったのですが、一度しかない大学生活で、できることは全部トライしようと思い、ゼミ長に立候補しました。挑戦しなかったら得られなかったことは多いと思うので、挑戦して本当によかったと思っています。

また、ゼミの進行を担当したこともいい経験になりました。例えば、なかなか意見が挙がらないときは、質問の仕方を変えたり、違った角度から質問したりするなど、アプローチの仕方を研究し、“質問力”を磨きました。また他にも、ゼミの内容や、どのような時間配分で進行したらよいかも考えさせてもらっていました。これらゼミでの経験は、アナウンサーとしての仕事はさることながら、宣伝部でコメント取材をする際などにも役立っています。

――学生生活で思い出に残っていることを一つ挙げるとすれば、何でしょうか。

池谷 これもまたたくさんあるのですが、様々なスタッフ活動に携わったことですね! イベントのスタッフを掛け持ちしていて、週7でキャンパスに通っていた時期もありました。私、本当に法政が好きなんですよね(笑)

なかでも特に印象に残っている活動が2つあって、1つは「学習ステーション」でのスタッフ活動です。「学習ステーション」では、他の学生の『学び』をサポートするピア(仲間)サポート活動を行っていて、学生スタッフ2、3人でチームを組んで、学習プログラムをゼロから作り上げていきます。

学生が作るプログラムだからこそ、学生ならではの目線でどのようにしたらわかりやすくなるのかを考え、オリジナルの資料を作成したり、映像を活用したりと、学生への伝え方、教え方を工夫しました。「学習ステーション」での経験は、アナウンサーとして担当していた「ニュース解説」はもとより、宣伝部での仕事にも活きています。

もう一つは、2年時から3年間続けた「オープンキャンパス」スタッフとしての活動です。特に印象に残っているのは4年時の「オープンキャンパス」で、私は市ヶ谷にあるすべての学部・学科を紹介する部署を担当していました。

大勢の受験生や保護者の皆さんとお話して、法政の魅力を存分に伝えられたことや、受験生の皆さんに「自分にピッタリの学部を見つけることができました!」「法政に絶対に行きたいです!」と言っていただけたときの感動は今も忘れられません……!

――池谷さん、まさに母校愛のカタマリですね。「法政オレンジコミュニティ」の設立の話を聞いたときはうれしかったでしょう。

池谷 それはもう大変喜びました。もともと校友会の運営に参加しておりまして、「若手部会をつくりたい」という話を皆さんとずっとしていたんです。ですので、2019年10月に「法政オレンジコミュニティ」が立ち上がり、第一弾のイベントも開催することができ、本当に嬉しく思っています。たくさんの方のご協力あってのことなので、とても感謝しています。今後は、法政の魅力を知ってもらえるようなイベントをたくさん企画して、「法政オレンジコミュニティ」の会員を増やしていきたいです。また、卒業生の中には校友会の存在自体を知らない人も少なくないので、認知度向上にも寄与していければと思っています。

もしかすると私の母校愛が強過ぎるのかもしれませんが(笑)、初対面の人でも、法政出身というだけで親しみを覚えことってあると思うんです。様々な業界業種の人たちと交流する場として活用していただいてもいいですし、プライベートな交遊関係の輪を広げるために活用していただいてもいいと思います。とにかく!「法政大学出身」という共通点を出発地にして、輪が広がっていったら嬉しいです!そして、より多くの方に「法政を卒業してよかった」と感じてもらえるようなコミュニティを創りあげていきたいです。